サンタクロース

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過ぎてしまいましたが、メリークリスマス!
サンタクロースは来てくれましたか?
世界中のサンタクロースは一息入れている頃ですね。

私はサンタクロースをいつまで信じていたかしら。
『信じる』心、人にとってとても大切なものですね。

人と人、いろんな行動や働きかけから相手の思いを感じる事ができますが、弱い心は、大丈夫かな?あれはどういうこと?本当かな?どうして?と不安になることがいっぱいです。
信じ続けるってとても難しい。
それは、信じるべきものがものやかたちではない見えないものだから。でも、その見えないものが人をつなげていてくれる。見えないものこそ素晴らしい。
ちょっと青春ものみたいですが、愛。優しさを感じたり、強さを感じたり、時には恐さを感じたり愛にはいろんな姿があります。それを信じる。
幼い子ども達には、この『信じる』心が生きています。
大人になるにつれ『信じる』力が弱くなってしまう。だからこそ、大人の側には忘れていた心を思い出させてくれる子どもが必要なんですね。

サンタクロースって、いるんでしょうか?

そんな少女の問いかけに答えた新聞社の話があります。

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「サンタクロースなんていないないんだ。」と友だちに言われ
お父さんにきいてみたら「サン新聞に問い合わせてごらん。新聞社で、サンタクロースがいるというなら、そりゃもう、確かにいるだろうよ。」
そうして8歳の女の子が新聞社に出した手紙。
新聞社は社説に取り上げ答えたのです。
そう、「サンタクロースはちゃんといます。」と。
サンタクロースを信じる少女の心を壊す事なく力を与え、見えないものの素晴らしさを伝えたのです。
1897年9月21日 ニューヨーク・サン新聞の社説です。

大切にしたいですね、信じる心。

豊かな日本では、近年欲しいものを枕元におく事が多くなりがちですが、サンタクロースの贈り物の意味をもう一度考え直して届けてほしいと思います。

            
            サンタクロースっているんでしょうか?
                  子どもの質問に こたえて
                        中村妙子 訳
                         東逸子 絵
                   偕成社 1977年 初版
by ayakoym | 2009-12-28 04:48 | 素敵なこと

イラストレーター   山崎綾子のブログです。私の出会った心に美味しいものたちをおしゃべりします。ちょっと私のイラストレーションも。


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