おかあさんだいすき

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岩波の子どもの本シリーズは、私が幼い頃両親が何冊か買ってくれました。これは、その頃のものなのでちょっとぼろぼろです。


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裏を見ると¥180と!表示の仕方も値段も時代を感じます。
現在は、バーコード表示付き672円です。











2つのお話が入っています。
マジョリー・フラック作の「おかあさんのたんじょう日(1932年)」は、いろんな動物が出て来て少年とおしゃべりしているのが楽しくて、でも最後はちょっとどきどきしたり。
「おかさんのあんでくれたぼうし」は、スウェーデンのおはなし。母の愛情それを心から受け取って大事に思う主人公。
保育者時代には母の日が近づくと子ども達に読み聞かせていました。

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今日は「おかあさんのたんじょう日」をご紹介。

中の扉のところ。ピンクで可愛いデザインです。




ダニーは、おかあさんの誕生日にあげるものを見つけに出かけます。めんどりに会い、おかあさんの誕生日にあげるものはないかしらと尋ねます。めんどりは、産みたてのたまごをあげましょうと。たまごはもうお家にあると答えると、一緒に探しに行きましょうとめんどり。がちょう、やぎ、ひつじ、めうし、に会い最後はもりのくまさんにおききなさいということに。ところが、みんな怖ってダニーはひとりで森の中へ。最後に素敵な贈り物を教えてもらえます。

以前お話しした、繰り返しの言葉のやりとりを途中楽しみながら物語は流れます。黄色をベースに明るくカラフルな絵。グロテスクすぎず可愛すぎず、動物そのままの姿をやわらかく表現しています。
作者が幼い娘に何度も聞かせた話しに娘もつけたして話しが広がり、それが本になったそうです。

子どもだからできる素敵な贈り物。でも、本当は大人だからこそできたら素敵かも。読んでみてくださいね。
作者のマジョリー・フラックは、アンガスとあひるなど、アンガスシリーズでも有名です。


                     
                     おかあさんだいすき
                マジョリー・フラック 作 絵
                       光吉夏弥  訳

                   岩波書店 1954年発行
by ayakoym | 2010-03-03 03:54 | 絵本のこと

イラストレーター   山崎綾子のブログです。私の出会った心に美味しいものたちをおしゃべりします。ちょっと私のイラストレーションも。


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