
夏の高校野球
テレビをつけて観てしまうとついつい夢中になってしまう。
面白いのです。
最後の最後まで本当にどうなるかわからない。
”流れ”の面白さ怖さ。野球は本当にドラマチック。
失敗してしまった時の彼に、ピンチの時の投手の表情に、最後のバッターになってしまった彼に
つらくやるせなく 切ない気持ち。
テレビの前だけれど、最後はよく頑張った!と拍手をしてしまう。
終わった後の退場の様子やインタビューの言葉、
その姿勢からまた心に伝わってくるものもあります。
出場地域にによって、ああ都会っ子だなぁ、素朴だなぁと表情を見て感じたり。
幼い頃の周りには野球少年が多い時代。
男の子は野球帽(お気に入りの球団の)がお決まりで
遊びの中でも、家の前の道路でよく簡単野球を一緒にしたりでした。
高校野球を観ている時の心、
遠い昔は憧れのお兄さんたちを観ていて、すごい大人と感じていましたが
それがだんだん同じ時代の人たちとなりぐっと身近に感じるように。
そして今は、こちら側がすっと先の者になってしまいましたが、
まだまだこれからの純粋な可愛い少年たちに 忘れていた何かをもらっているような気がします。
来年は、記念すべき第100回だそうです。
戦争時代も超えての100。素晴らしいなぁ。
大会が終わると夏の終わりが近づく感じがして、一気に寂しさがやってきます。くすん。

東京イラストレーターズ・ソサエティは来年設立30周年です。
ずっとお世話になっているクリエーションギャラリーG8での夏の展覧会は23回目です。
テーマは「東東京」。あの人のゆかりの土地、下町にあるあれやこれ、気になるもの、大好きな風景
町のシンボル、町の中の自然。大切な伝統が生きている町。
それぞれの心にある東東京 163の景色が会場にてお待ちしています。
残暑の中ですが、東京を味わいにどうぞお越しください。
私は、本当に端っこの隣が埼玉、自然溢れる公園を描きました。
広い空の下水のほとりもたくさん、なんと動物もいっぱい。
まだ巡り合えていないのですが、綺麗な色の羽を持つアオバトがいるそうです。
日時 2017年8月22日(火)~ 9月14日(木)
11:00 ~ 19:00 日・祝日休館
- 〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
- TEL 03-6835-2260
- 入場無料
主催 一般社団法人東京イラストレーターズ・ソサエティ
用紙協力 株式会社竹尾
1点 35,000円(額代込、税込)で販売されます。
終了いたしました。お越しいただきありがとうございました。

バスを降りてちょっと先を行く女性、
ふと立ち止まり 道へ下ろした手を並木の幹へと動かします。
ひっくり返っていた蝉をそおっとお助け。
地上でのわずかな一生、まだ力はあるよと応援です。
夏の朝の玄関前は、ちょっと鳴き疲れた蝉たちがよくひっくり返ってじぃっとしています。
たいていは、ゆびをそぉ~っと添えると足で掴み
力をかすと木へ止まったり ちちちちと鳴きながら空へ飛ぶことができます。
よかったよかった、夏の音今日も聴かせてね。
残暑お見舞い申し上げます。
太陽がじりじり、焼けてとろけてしまいそうな夏ですね。
街歩きもわずかな日陰を探しつつです。
ここ数日は少し和らぎほっとしています。
東京生まれな私、この時期帰省する友が多いので
心はちょっぴり寂しいです。
みなさん心ゆっくり良い時を、行ってらっしゃいませ。
笑顔のお帰りお待ちしております。